【Go with Thallya】ヒミカ/サリヤ




――銃騎について

起源戦三拾一捨を考える上で、いつも候補に上がるのが銃騎。
特に2023.8〜2024.1の起源戦では旗がいるため、騎旗を得意とするikariはそこにくっつけるときに銃を真っ先に考えた。

なかなかお強い三柱


騎旗は軸となるペア。銃旗は強いとされる(あまり返ってこない)。
ただ、いつも銃騎が怪しくて、回すときに自信がない。

強いのはわかっている。
互いの弱点を補完できるし、デッキの幅が広く対応能力が高い。
ただ、その幅の広さから、上手く扱えないでいる現状がある。
それを打破したい。

というわけで、今ある知見を整理しながら、見識を広げていこうと思う。


――銃騎の構築について

まずはデッキの型の整理から。

① ガソ式銃騎



シュート、フルバースト、バックドラフト
Burning Steam、Waving Edge、Stunt、Roaring
クリムゾンゼロ、Alpha-Edge、Julia's BlackBox

「銃騎といえばコレ」という、きくしょーさんがブログで紹介している「ガソタム式」。
有名なデッキ。
初手ロア、2手目フルバーストと、序盤に強く迷いなくカードを使えて、中盤頃にYAKSHAに変形する立ち回り。
Waving Edgeから間合1に入り、クリムゾンゼロを振ることで両方のステップ対応を対策できる。
逆に間合2でクリムゾンゼロが当たるなら振ってしまって、バクドラウェビって言うと4/2が飛ぶので確実にライフに入って4点リーサルが取れる。

ただ、回してみた感じ、バクドラStuntロアの3枚で畏縮がつけれるため、ダブつく印象も強い。うまく分散すれば強いのだけれど。

あとは、適切にライフ受けできればフレア6〜7程度はしっかり溜まるので、Stuntの枠を別のにしても良い感じはある。
そこに「Steam Cannon」を入れてみてはどうだろうか。
ということで、改案がこちら。


①’ ガソ式銃騎改案(S8-2版)



シュート、フルバースト、バックドラフト
Burning Steam、Waving Edge、Steam Cannon、Roaring
クリムゾンゼロ、Alpha-Edge、Julia's BlackBox

ガソ式から1枚しか変えていないけれど、畏縮の圧やリーサル火力は変わらないままに、造花の制約が軽減されたデッキ。

初動の1T目ロア→2T目フルバーストは変わらず。
「きっとフルバーストでしょ」って言って舐めて2宿しとかしてくる相手には全力化スチカン3/3を刺す。
そうでない場合はスチカンは後半まで取っておく。下手に1/1で使って回復したりすると、燃焼計画が狂うため。
1回目の再構成ではウェビは持ち越したい。
1巡目で無理にシュートやバクドラを振るよりも、造花燃焼とフルバーストを当てるのを優先したい。

1巡目に使うカード:Roaring、フルバースト、Burning Steam
1巡目に基本動作に回すカード:シュート、バックドラフト、Steam Cannon
1巡目に持ち越すカード:Waving Edge

造花燃焼計画は、初手ロアで2、バニ(または全力化スチカン)で1、2巡目のウェビで2。
再構成後のターンにウェビを振って焼き切りつつ、オーラを固めて手札1枚以下で返し、次ターンに変形という流れが綺麗で無駄がない。

この構築・立ち回りの良いところは、Steam Cannonの採用によって、YAKSHAだけでなくGARUDAの択ができるところ。
ハンド3枚からメインフェイズを開始したターンに、ハンド1枚持ち越しで次ターン2ドローでハンド3枚、箱開封、GARUDAになってハンド5枚でエンド、次ターンハンド7枚でスタートできる。
造花2個からスチカン1/1で使用すると、造花が3枚になるので、バニウェビを騎動付きで振れるのが良い。2騎動はリーサルに繋がる移動になりうる。

GARUDAの話に逸れたけれど、本来のプランはYAKSHA。
YAKSHAもSteam Cannonが有用で、Roaringを使わなくても造花を手軽に回復できるため引きに左右されにくくなる。
集中力を支払わずに回復ができるのはYAKSHA構築にとっては本当にありがたいため、Steam Cannonは助かる1枚になる。


②遠距離型銃騎



シュート、ラピッドファイア、マグナムカノン、バックステップ、バックドラフト
Burning Steam、Stunt
レッドバレット、ヴァーミリオンフィールド、Thallya's Masterpiece

初動は間合7-8になる2ターン目から、StuntマグラピVFまでを振って下がる。
シュートを振らないのがポイント。相手に3前進までしか許さないため。
その後はシュートバニマグ(ラピ)VFで下がりながら点を取る。
VFを再起させ続けるのも重要。
レッドバレットをリーサルまで使わずキープできると強い。

有名な他のレンジロック(銃忍とか)には劣るということだけれど、アレが噛み合いすぎて強すぎるだけで、この遠距離銃騎も十分やれると思う。


③アグロ銃騎



シュート、ラピッドファイア、マグナムカノン、バックステップ、バックドラフト
Burning Steam、Waving Edge
レッドバレット、スカーレットイマジン、Alpha-Edge

まず1巡目2ターン目にシュートマグラピバクドラAlphaで3〜4点取る。
造花は3個残せるなら中盤は適当に使える。
リーサルはフルリソースから。
バックステップをハンドに持って再構成、スカイマ、シュート伏せ、間合2から集中離脱、Alpha-Edge1/1、Waving Edge3/1騎動後退、バックステップ、バックドラフト、Alpha-Edge2/2、Burning Steam2/1騎動後退、集中後退、Alpha-Edge1/1、マグ3/2ラピ3/2レッドバレット3/1、と振っていくと、最善の受け方をしてもオーラ5ライフ7が削れる。

こんな形で、ヒミカらしさを全面に出した構築。
対応豊富な相手に持ち込むとうまく捌かれかねないので、相手は選びたい。


――その他

あとは、クリゼロからバクドラシルチャ4/3をライフに当てるっていうのが大好きなんだけれど、現代ふるよに、シルチャは当たらんものとして考えても良いのかもしれない。
もちろん対面によって検討はするのだけれど、銃騎において最初からアテにするものではないな…。

そういえば、思い出したから書いておく。
銃騎とは関係なくサリヤ1柱単位の話なのだけれど、スチカンの2回復とOmega-Burstは、やはり噛み合いがびみょいなーと思う。
燃料を焼きたいOmega-Burstから見て、回復してしまうSteam Cannonはやりたいことと逆行していて片方が立たなくなるため、この2枚はちょっと仲が良くないと思う。



このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

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